北欧ワーホリ

北欧ワーホリのメリットとデメリット

ラスコ

北欧でワーキングホリデーや留学をしてみたいなぁ。でも情報も少ないし、オーストラリアやカナダと違ってメジャーなワーホリ提携国でもなければ、英語圏でもないから不安だな、、

今から北欧生活のリアルについてお話します!

この記事のポイント

・北欧ワーホリ3つのメリット

・北欧ワーホリ3つのデメリット

僕は2024年の2月から北欧エストニアでワーキングホリデーをしています。まだたかだか2ヶ月ほどですが、現時点で感じたメリットとデメリットを書いていきます。

北欧ワーホリ3つのメリット

①英語圏より英語圏らしい生活ができる

えっ?どういうこと?と思った読者の方も多いと思います。でもこれは僕が1年間カナダのバンクーバーでワーキングホリデーを経験したからこそ言える話なのですが、僕はカナダに住んでいた頃よりも今の方が圧倒的に英語を使うことが多いです!

と言うのも、冷静に考えてみれば納得のいく話ではありますが、英語を勉強する人の多くはカナダやオーストラリアなどの英語圏に行きます。となれば自然と英語圏には英語が話せない人が多く生活することになります。

ましてや、バンクーバーは日本人のワーホリ生や留学生にとって人気都市であるため、日本食レストランで働けば、英語が話せなくても生活する事が可能です!

実際に僕がバンクーバーで出会った日本人の全員が留学エージェントに勧められ語学学校に通っていましたが、いざ蓋を開けてみるとクラスメイトの7割が日本人ということが大多数でした!

日本人の友達を作りに語学学校へ通うのであればありですが、本気で英語を学びに行った友人は日本人だらけの環境が嫌になり、途中から授業には参加せず自分でオンライン英会話をやっていました。

これでは本末転倒ですよね。

その一方でエストニアでは、自ら探さない限り日本人と出会える事はまずないです!

現に僕は1ヶ月間毎日外に出ていたにも関わらず、日本語が聞こえて来たことは1度たりともありませんでした。

また数は少ないですが、自ら機会を作ればSNSやMeet upを通じてエストニアに住んでいる日本人と出会うことも可能ではあります。

会いたいときに日本人と会って、普段は英語で生活できるのが北欧生活のいいところだと思っています。

②英語が通じる

エストニアに来る前から英語が通じることは知っていましたが、実際にお店に来たお客さんやMeet upで知り合ったエストニア人と話をしてみると英語力の高さに驚かされます。

特に若者はネイティブに近いレベルで英語を話すため、出身地を聞かずに会話をしていると、アメリカやカナダからの旅行者だと勘違いしてしまうほどキレイな英語で話してくれます。

僕はエストニア語もロシア語も全く話せませんが、それでもこの国でサーバーとして1人でお店を回すことができているのは、彼らの英語力のおかげそのものです。

③北欧のスローライフを体験できる

世界の幸福指数ランキングでは毎年のように北欧がトップ3を独占しており、世界的に見ても幸せな国であるとされています。

エストニアに住んでみてわかったことですが、、こっちの働き方はかなり緩いです。というより緩すぎます。

僕は普段日本食レストランのホールを1人で任されていますが、お客さんがいない時間帯は完全に自分の作業に専念しています。もっと言うとお客さんがいてもやるべきことを終えたらスマホをいじるか本を読むか賄いを食べる時間にしていて、もちろんオーナーもそのことを知っていますが、オーナーにもお客さんにも注意をされたことは一度たりともないです。

今までいろいろな国で働いてきた経験がありますが、何もすることがないときはお店の掃除をするかお客さんが来るのを立って待つかの2択でした。ましてや客前で座ってスマホをいじるなんて考えられなかったですが、今では何もすることがないのにお客さんの見えるところに立っている方が不自然に思えてしょうがないです。

現に僕が毎日通っているジムの受付は自動ログインのため、お客さんから質問がない限りお姉さんは毎日ゲームをして過ごしています。

北欧ワーホリ3つのデメリット

①時給が低い

これは真っ先に挙げられる点ではないかと思います。調べてみたところエストニアの最低賃金は時給にして約700円とのこと、、ちなみに僕が働いているレストランは時給800円+チップとなっており決して稼げるとは言えません。

一方でお隣のフィンランドだと同じワーホリでも時給2,100円であり、しかも日曜日に関してはダブルペイ(時給4,200円)だと言うから驚きです。

一度この話を持ち出してオーナーに時給アップの交渉をしたところ、オーナー曰くフィンランドは税金が高いため手元に残る金額は時給にして€10ほどだそうです(実際のところは不明ですが)

ちなみにエストニアで働いている人たちに時給を聞いてみたところ、カフェで€8(+チップ)、キッチンで€5-€9(チップなし)でした。

気になるチップ事情ですが、ここまで働いた中で一番稼げた週のトータルが2万3600円で、一番少ない週だと2200円しかありませんでした(どちらも週7勤務)

僕も来週から€6に時給をアップしてもらうことになったものの、アルバイトでお金を稼ぐことは簡単ではありません。。

②冬が寒すぎる

4月現在のエストニアではさほど寒さは感じませんが、今でも雪が降る日もあり手袋がないと厳しい日もあります。本格的な冬に入ると-20°まで下がるというので、いかに北欧の冬が厳しいか想像できます。

そして夕方4時には太陽が沈み、辺りが真っ暗になるため太陽の光を浴びることができず、この時期には鬱気味になる人も増えるのだとか。。

これから北欧に来られる方は、日本からビタミンDのサプリを持ち込まれることをお勧めします。

③文化の違いに直面する

エストニア人と日本人の性格は割と似ています。どちらかと言えば日本人よりも少しシャイでクールなイメージもありますが、そこまで気になるほどのものではありません。

しかし2年ほど前から戦争の影響でウクライナ人がエストニアに移り住んで来ましたが、彼らの特徴を一言でいうと、、超攻撃的‼️

あまり詳しく書くと差し支えるので言える範囲で書きますが、僕は今までいろいろな国の人たちと一緒に仕事をして来ました。
日本人、韓国人、中国人、台湾人、メキシコ人、カナダ人、インド人、フィリピン人、etc..

その中でも群を抜いて腹が立つのはウクライナ人です。。これは当初僕の働いているシェフだけに言える話かもしれないと思っていましたが、エストニアに住んでいろいろな人から話を聞くにつれて、他の人も僕と同じことを思っていることを知りました。

聞いた話ではありますが、ウクライナ人の性格があまりにもキツすぎるため、元々働いていたエストニア人がバイトを辞めてしまうことも少なくないそうで、、

実際に僕も彼らの言動に堪忍袋の緒が切れて、仕事中にも関わらず2回ほどブチギレしたことがあり、その勢いで大量のFワードを連発しながらオーナーに「あんなやつらは今すぐにクビにするべきだ!」「あいつらと働くなら俺が辞めてやる!」と職務放棄した日もありました(笑)

翌日オーナーの必死の説得により何とか仕事を続けることで落ち着きましたが、彼らとはどれだけ話し合いをしても一生友達にはなれないと思いながら日々仕事をしています(笑)

僕は面と向かってブチギレることができるタイプなのでギリギリやってはいけますが、日本人のワーホリ生や留学生は確実にメンタルをやられるレベルの性格のキツさなので、もし彼らと一緒になった際はお気をつけてください。。

ABOUT ME
ラスコ
外国語学部を卒業後、専門商社に3年間就業。夢であった海外駐在を目標に配属希望していた国際部で勤務するも地方の国内営業所への人事異動を受ける。退職後はカナダ、台湾、オーストラリアのワーキングホリデーを経験。現在は北欧エストニアでワーキングホリデー中。ワーホリ、海外生活、英会話などについてブログ投稿予定。